野外作品マップへもどる

Dan GRAHAM

Two-way Mirror Curved Hedge Open Parallelogram 反射ガラスとカーブした垣根の不完全な平行四辺形
< Two-way Mirror Curved Hedge Open Parallelogram >

2000

反射ガラス、ステンレス・スティール、樹木
設置空間:1辺が300cmと500cmの不完全平行四辺形
2辺の反射ガラス面:300×300cm, 300×500cm
グレアムは60年代の終わりから、評論、写真、建築、彫刻、ビデオ、パフォーマンスなど多様な表現手段を用い、ポップアート、ミニマルアート、コンセプチュアルアートの美術の動向に関わり、作品の発表を行う。
近年では、素朴な丸太小屋や、庭園のあずま屋、 茶室、都市バスの待合所などの建築物の引用を思わせる彫刻作品を制作。それらの多くはその壁面にツーウェイ・ミラー(ハーフミラー)を用いた構造物である。人はその造形の内部からも外からも鑑賞することができる。ガラスに映り込むその時々の光景や、鏡に映った像をみて、鑑賞者は虚と実がないまぜになった世界に引き込まれるのである。それらの作品はそれ自身の造形そのものより、置かれる場所を映し出す装置であることに力点が置かれている。そこに観客が関わることではじめて作品が完成されるのである。
作家は「一人で見るのではなく、大勢で来て楽しみながら見て欲しい」と作品について語っている。

Dan GRAHAM

Dan GRAHAM ダン・グレアム
Dan GRAHAM
アメリカ
1942-
1942 アメリカ、 イリノイ州アバーナに生まれる
1969 ジョン・ダニエルズ・ギャラリーの経営から美術界に入り、 作家活動を開始する
1972 ドクメンタ5(カッセル/西ドイツ、82、92、97年にも出品)
1980 ニューヨーク近代美術館にて個展
1991 DIAセンター(ニューヨーク)に《Two-Way Mirror Cylinder Inside Cube and Video Salon》制作
1995 直島コンテンポラリー・アート・ミュージアム(香川)に《平面によって分割された円筒》制作
1996 バーゼル現代美術館(スイス)にて個展
2000 東京都現代美術館に《有孔スチールとカーブしたハーフ・ミラーの三角形》制作
霧島アートの森に《反射ガラスとカーブした垣根の不完全な平行四辺形》制作
野外作品マップへもどる